私は、長年「ノートンアンチウイルス」を使っています。
価格は他のウイルスソフトよりも高く、パソコンのスペック次第では重さを感じる時もありますが、使いやすく、安心感があります。
日本でも長年売り上げの上位を保ち続けている商品の一つです。
良く言われるのがパソコンをする時に、「ウイルスソフトは本当に必要なのか?」という事です。
あまりネットを頻繁にしない場合は、少しくらいでは感染しないのではないかと思ってしまう人も少なくないでしょう。
しかし、いざ感染してしまうと、様々なトラブルを引き起こす可能性があるためリスクを考えて保険代わりに入れています。
パソコンを扱う店に行くと多くのウイルス対策ソフトが販売されています。
ウイルスソフトを購入する時に大事なのは名前や評判だけで選ばない事です。
パソコンの状態によっては特定のウイルスソフトが合わずに、異常に動作が重くなったり、パソコンが起動しなくなるといった不具合も起こります。
実際私も一度、「ノートンよりも安い別の市販ソフトはどうなのだろうか?」と思い、あるソフトの体験版をインストールした事があります。
日本で売れているソフトの一つだったため、良ければそちらに乗り換えようと考えていましたが、パソコンが正常に起動しなくなるといった不具合が起こりました。
復旧しましたが、「体験版ではなく製品版を先に買ってしまっていたら・・・」、買った後で不具合に気づく可能性もあります。
そのため、良いなと思うソフトがあれば「無料体験版」を実際に使ってみる事です。
「これは使いやすそう、今使っているパソコンに合いそうだ」と思えば、製品版を買うようにしましょう。
家庭や職場にパソコンが浸透し、それと同時に「PCにはウィルス対策ソフトを導入する」という知識もずいぶん広まってきました。
職場のパソコンであれば、ITに詳しい方が難しいことを考えてくれますから、与えられたソフトを言われた通りにインストールすれば良いので、安心です。
しかし自宅のパソコンとなると、その安全性は自己責任。
ここでは、ウィルス対策ソフトの導入を自分で考える場合に参考にして頂きたいポイントをご紹介します。
有料ウィルス対策ソフトで国内の知名度が高いものといえば、「ノートン」や「ウィルスバスター」でしょう。
「どちらを選べばいいの?」という質問をよく受けますが、どちらを選んだとしても、ウィルスの検出率に大きな差はありませんので、防御力については心配いりません。
気にするべき重要なポイントは、ご自分のパソコンのスペックです。
ウィルス対策ソフトが必要とする推奨スペックを、余裕を持ってクリアしているくらいが目安です。
ギリギリのスペックで導入すると、パソコンの起動が遅くなったり、インターネットブラウザを開くのに何分も待たされたり、頻繁にフリーズするようになってしまうので、注意が必要です。
これは、ウィルス対策ソフトが「常に」パソコンを守るために働いていることを考えれば、当然のことといえます。
起動する時には、前回と比べて何か以上は無いかを確認し、インターネットに接続すれば、ネットワークの差込口からウィルスが入ってきていないか検閲し、DVDがセットされたらその中身をチェックして…と、せっせと働いています。
これに使われるCPUやメモリを確保した上で、ブラウザや表計算ソフトを快適に動かすには、それなりに余裕のあるスペックが必要ということになります。
特にメモリは、増設できる機種であればそれも視野に入れて検討すると、ウィルス対策ソフト導入後も快適にパソコンを利用できるでしょう。